World Backup Day – すべての企業が考えるべきこと

2018年3月30日投稿 by 俵 雄一

World Backup Day - すべての企業が考えるべきこと

データは、まぎれもなく、あらゆる組織にとって最も戦略的な資産です。組織がデータから洞察を得たり、あるいは単にデータが悪用されたりしないように、被害を最小限に抑えて事業継続するためにもデータは必要です。ユーザがデータに容易に確実にアクセスでき、保管場所にかかわらず保護することは、企業の差し迫った課題となっています。データやテクノロジーの発展に伴い、政府や業界の規制も変更され、データ戦略の格差が広がっています。 

3月31日(土)は、World Backup Dayです。日本では多くの企業が4月1日から新年度を迎えます。この機会に経営者の方々に、データのあり方や状況を確認し対策について考えていただければ幸いです。 

1.ビジネス ニーズに対応したデータ保護戦略

プロアクティブで洞察に富んだ戦略を企業がとっていれば、データをコピーするだけでなく、データ保護対策が事業の変化に合わせて実施されています。企業が俊敏でいるためには、セカンダリ ストレージにスケールアウト インフラストラクチャを採用することは大事です。以前は、データはプライマリ ストレージに保管されていましたが、現在は、7割以上の企業データがセカンダリ ストレージに存在しています。鍵はスケーラブルであることです。

スケールアウト インフラストラクチャは、オンプレミスでクラウドに似たサービスを実現します。データ損失のリスクや複雑なインフラを気にすることなく、企業が俊敏なITシステムを実現するために不可欠なものです。スケールアウト アーキテクチャであれば、データの移動や予測不可能な性能低下の発生により、大幅な変更を余儀なくされることはありません。業界に先駆けて変革を実施する企業に、ビジネスにスピードを提供するシームレスなスケーラビリティを提供します。

2.すべてのデータを保護する必要性

インフラ改革は働き方とデータの保管方法を変えます。93%* の企業が、クラウドを日常的に利用し、費用対効果が高く、メインテナンスが容易で俊敏な環境に大容量のデータを保管しています。 (*https://www.mcafee.com/us/resources/misc/infographic-building-trust-cloudy-sky.pdf)

しかし、すべてのデータを保護する必要があるということは、見過ごされています。クラウドかオンプレミスかにかかわらず、組織を守るためには、データがどこにあるか、どのように利用されているかを把握しておく必要があります。戦略的でデータ主導型の取り組みを計画するためには、不可欠な考え方です。例えば、R&Dやトレーニング、戦略的な意思決定などの取り組みです。

3. 自社のデータを完全に把握

上記の2つに加えて重要なことは、データの保護と活用のためには、組織は自社のデータについて徹底的に把握している必要があります。どこにあるのか?内容は?誰が使用しているのか?どのくらいの頻度で利用されているのか?これらは、データ保護戦略の策定や見直しに不可欠な情報となります。あらゆる環境に分散しているデータを統合された視点から監視することが求められています。このような可視性があれば、攻めのデータ保護対策をサポートする対策やソリューションを採用できるのです。

データは、あらゆる組織にとって今や重要な資産となっています。事業継続のために、時間をとってデータを理解し、最善のデータ保護戦略を策定してください。ますます競争が激化する市場で成功するために、日々、高度化している脅威やシステム停止に直面しても俊敏に動くためにも、戦略が必要です。変化する事業の優先事項に対応しながら、このような戦略をとりつつ、事業を確実に継続していくことが求められています。