Simpana 10 Service Pack 12 新機能概要

2015年10月2日にリリースしたSimpana 10 Service Pack 12 (SP12) の新機能概要を下記にてご紹介させていただきます。対応要件等の各機能の詳細は、こちらからご確認ください。

CommCell管理:

  • ログ監視ダッシュボードの機能強化 - Webコンソールで提供しているログ管理ダッシュボードの機能を強化しました。
    • システム生成ポリシー - 監視ポリシーに事前定義のフィルター セットを含むことにより、Simpanaログ ディレクトリ内のCommvaultログを効率的にトラッキングすることができます。
    • オペレーション ダッシュボード - 事前定義のダッシュボードは、インデックス ログ ファイルに関連するデータをグラフ表示することができる8種類のウィジェット群を表示することができます。これはSystem Created Policyの事前定義フィルターをベースとしており、これらウィジェットは、データを迅速に視覚化できるよう1画面に表示されます。

バックアップエージェント:

  • ターゲット データベースへ接続することなくOracleの複製データベースを作成 (ターゲットレス クローン) – Oracleデータベース v11gr2以降で、ターゲット データベースへ接続することなくバックアップから複製データベースを作成することができるようになりました。主な機能として、下記の環境でご利用いただけます。
    • 複製元データベースが、複製先データベースとは異なるネットワーク上にあ
    • 複製元データベースにアクセスすることができない (例えば、ディザスタ リカバリ対策の場合)
  • SAPセキュア ストアのサポート – SAPセキュア ストアを使って、SAP for OracleインスタンスをOracleデータベース上のSAPへ接続するよう設定することができます。 SAPセキュア ストレージは、Oracleデータベース上のSAPへ接続するためにアプリケーションが送信するコネクション データ (例えば、パスワード) を暗号化することにより、セキュリティ強化を図ります。

仮想化:

  • VMware vCenter用システム ディスカバリとアーカイブ アナライザーの機能強化 – VMware vCenter用システム ディスカバリとアーカイブ アナライザーは、VMの使用状況を分析し、VMアーカイブの使用結果を予測し、VMアーカイブによって再利用可能になるディスク容量を計算する機能です。今回の機能強化で、下記情報を含めることができるようになりました。
    • 仮想マシンのプロビジョニング サイズとゲスト サイズ
    • CPUソケット情報
    • ESXホスト
    • ゲストOS
  • 仮想環境用カスタム レポート – 新しいカスタム レポートが仮想化環境でご利用いただけます。(VMware/Microsoft Hyper-V/Citrix Xen)
    • クライアント毎の容量ライセンス使用量レポートで、各クライアントのフロントエンドのデータ使用量が表示されます。また、同レポートには、フロントエンド サイズやクライアントが仮想マシンかどうかの情報も含まれます。
    • データストア レポートには、仮想サブクライアント毎のデータストア情報が表示されます。
    • サブクライアント コンテント レポートには、バックアップ スケジュールやコンテンツなどそのCommCell環境にあるサブクライアントに関する情報が表示されます。
    • VMバックアップ レポートには、仮想マシン バックアップに関する情報が表示されます。最新の成功したバックアップ、バックアップ サイズ、書き込まれたデータの推測値などが含まれます。
  • ライブ シンクの機能強化 - SP12ではライブ シンク機能の拡張を行い、フェイルオーバー オーケストレーション、同期先仮想マシン用のIPアドレス設定、新規実行オプション、レポート機能の拡張、エラー処理の改善を提供します。主な機能は下記の通りです。(VMware環境のみ)
    • 自動ワークフローの実行で、仮想マシンのテスト起動、計画的フェイルオーバーの実行、計画外のフェイルオーバーが行えます。
    • ライブ シンク スケジュールで複数ジョブを実行できるよう追加で設定が行えます。各ジョブは、仮想マシン サブセットごとに別のストリームを使用します。
    • 静的IPアドレスでWindowsを稼働している同期元仮想マシンに対し、DHCPまたは静的IPアドレスを使って、同期先ネットワークIPアドレスを設定することが可能です。
    • 最新のバックアップからの変更データが適用されていない仮想マシンに、すぐにライブ シンクを実行することができます。
    • ライブ シンク ジョブの結果が有効にならない場合、同期先の仮想マシンは自動的にその仮想マシンの最新の有効な状態へデータを戻します。
    • ライブ シンク ジョブは、3回ジョブを失敗すると、問題解決後に新しいジョブを開始できるよう自動的にフェイルします。
    • ライブ シンクのリトライが3回失敗すると、同期が失敗する仮想マシンのライブ シンクを無効にします。
    • ライブ シンク オプション付きでジョブ サマリー レポートを実行すると、複製ジョブのレポートが生成できます。
  • VMware仮想マシン インフラストラクチャ レポート – VMware仮想マシン インフラストラクチャ レポートには、VMware環境における仮想マシン保護用のストレージ要件とライセンス要件が表示されます。各vCenterに接続し、保護対象/保護対象外の仮想マシンの情報を取得することで、ひとつもしくは複数のCommCell環境の仮想マシンの情報を取得することができます。このレポートにはご使用中のVMware環境に必要な情報が要約されており、VMデータ保護のための容量ライセンス、VM単位ライセンス、もしくはソケット単位ライセンスをリクエストするためのベースとしてご利用いただけます。本レポートは、プライベート メトリクス レポーティングでのみご利用いただけます。プライベート メトリクス レポーティング サーバー上のWebコンソールでワールドワイド レベルにすることでこのレポートをご覧いただけます。
  • フルVMリストア用ネットワークIPアドレス構成 – 静的IPアドレスを使用しているWindowsの仮想マシンをフル リストアする際、リストアされる仮想マシンが、DHCPまたは指定したパターンを元としたIPアドレスを使用するよう設定することができます。

スナップショット管理:

  • PureStorageストレージ アレイのIntelliSnapサポート – IntelliSnapでPureStorageストレージ アレイをサポートしました。