Simpana 10 Service Pack 6 新機能概要

2014年3月にリリースしたSimpana 10 Service Pack 6 (SP6) の新機能概要を下記にてご紹介させていただきます。対応要件等の各機能の詳細は、こちらからご確認ください。

仮想化

  • Linux仮想マシンのファイル リカバリ – ゲストOSにFile System Agentをインストールすることなく、Linux仮想マシンのIntelliSnapバックアップから、ファイルをリカバリすることが可能です。サポートするファイル システムは、ext2/ext3/ext4, XFS, JFS, Btrfsです。サポートされるハイパーバイザーは、VMware です。
  • VM Archiving – VM Archivingを使って、バックアップ プロセスの一部として仮想マシンを自動的にシャットダウン、リロケート、アーカイブすることで、仮想マシンのスプロールの問題を回避することができます。
  • VMware仮想マシンのエージェントレス リストア (ファイルとフォルダー) – Virtual Server Agent for VMwareを使って、仮想マシンへのファイルとフォルダーのエージェントレス リストアをサポートします。File System AgentまたはRestore Only Agentをリストア先の仮想マシンにインストールする必要はありません。

Edgeバックアップ/アクセス

  • ファイルとフォルダーの共有 - Webコンソールを使って、ラップトップのバックアップからファイルとフォルダーを他のユーザーと共有することが可能です。

アーカイブ

  • データ分析 – 複数のCommCellグループにまたがった物理/仮想化クライアントやファイル サーバー上のファイル システムまたはEmailデータの情報を見ることができます。
  • ContentStore Email ViewerでアーカイブしたEmailへのオフラインアクセス – Outlook Add-InのContentStore Email Viewerで、アーカイブしたEmailへ、ユーザーがMicrosoft Outlookから直接アクセスすることができます。これにより、ユーザーが会社のネットワークに接続していなくても、アーカイブしたEmailにアクセスしたり、PSTファイルをローカルに保持する必要をなくしたりします。

 バックアップ

  • IBM AS/400 (iSeries) のバックアップ サポート – File Systems Agentを使ったデータのバックアップと、ファイル レベルのリストアが行えます。
  • DB2Oracle Agentの非Rootユーザーインストールへの対応 - Root権限を持たないデータベース管理者も、Oracle AgentまたはDB2 Agentをインストールし、バックアップ/リストアが行えるようになりました。

 スナップショット管理

  • DB2 pureScaleへのIntelliSnap対応 – pureScale環境でDB2 MultiNode Agentをご使用の場合、ポイントインタイム スナップショットを作成してバックアップに使用するデータを作成する手段を提供します。データベースを一時的に休止し、スナップショットを取り、それからライブ オペレーションを再開することで、効率的にライブ データのバックアップを行うことができます。

サーバー

  • 【重要】 デフォルトのデータベース エンジンがSQL Server 2012になりました – CommServeを新規インストールすると、CommServeソフトウェアをディプロイする際、Microsoft SQL Server 2012 SP1がデフォルトでインストールされます。既存のCommServeをアップグレードする場合は、
    • Microsoft SQL Serverのバージョンが2008以上の場合、置き換えは発生しません。
    • Microsoft SQL Serverのバージョンが2008より古い場合、SQL Server 2012で置き換えられます。
  • MediaAgentを使ったNASの構成 – CommServe コンピューターがファイル サーバーに直接アクセスできない場合、MediaAgentを使ってNASクライアントを構成することが可能です。例えば、CommServeコンピューターがクラウドやサービス プロバイダでホスティングされている場合に便利です。
  • Simpana OnePassの容量ライセンスの計測方法の変更 – File System Agent レベルではなく、異なるサブクライアントを使用して、同じクライアント上でバックアップ、アーカイブ、IntelliSnapオペレーションが行えます。サポートするOnePass Agentは、BlueArc、Celerra、NetApp、Windows、Driverless Windows、Non-NDMP File Server、UNIXです。
    • 本オプションを有効にすると、Data Archive容量ライセンスが消費されます。
    • 本オプションを有効にしない場合は、Data Protection Backup容量ライセンスが消費されます。

 クラウド

  • クラウド サービスのソフトウェア ストア – Software Storeはオンライン ストアで、CommVaultのCloud Servicesウェブサイトからご利用いただけます。管理者は、レポート、ワークフロー、ツール、SQLスクリプト、ソフトウェア インストレーション コンポーネントとアップデートをダウンロード可能です。

 インストール

  • 自動アップデートとメトリクス レポート アクセス – CommServeコンピューターがインターネット環境に接続できない場合、クライアント コンピューターをプロキシー サーバーとして構成し、Software Storeからソフトウェア アップデートやパッケージがダウンロード可能です。
  • ソフトウェア インストレーション用ダウンロード マネージャー – 必要なコンポーネントを選択してダウンロードすることで、特定のSimpanaコンポーネントで、WindowsまたはUNIXインストレーション パッケージを作成します (必要であれば、DVDへ書き込むことができます)。ダウンロード  マネージャーは、インストレーション パッケージにバンドルされています。パッケージは、再度すべてのコンポーネントをダウンロードしなくても、Cloudサイトから最新バージョンへアップデート可能です。

Simpana 10 SP6のその他新機能は下記の通りです。 

サーバーとMediaAgent

  • ファイルの種類や更新日、ファイルサイズ等でファイルを選択して同期することができます。
  • MediaAgentとそれに関連するコンフィグレーションを、Relocate MediaAgent Workflowでリロケートすることが可能です。MediaAgentをより大きなディスク容量や高速なCPUを持つコンピューターへ移動したいとき便利です。
  • 1-Touch Serverにソフトウェア更新をインストールすると、自動的にWinPEが更新されます。
  • XMLを使って、様々なStorage PolicyとStorage Policy Copyタスクを実行可能です。
  • CommServeデータベースで生成したアラートを、SCOMへ送信するよう設定可能です。

インストール

  • Simpanaコンポーネント用のSolaris IPSパッケージを作成し、そのパッケージをFile SystemまたはHTTPリポジトリに発行することができます。

バックアップ

  • Informixサード パーティー コマンド ラインの複数のストリーム バックアップは、ONCONFIGファイルのBAR_MAX_BACKUPパラメーター値に関係なく、ジョブ マネージャー内で1つのジョブIDを共有することができます。
  • XMLテンプレート ファイルを使って、SAP Oracle CLIからのバックアップ/リストア オペレーションが実行可能です。
  • 1-Touch for Linuxが、UEFIブート ローダーで起動するシステムにも対応しました。
  • UEFIまたはEFIバイオスで構成しているクライアント コンピューターの1-Touchリカバリが可能です。
  • AMOS AIX 1-Touchリカバリの際、リカバリ先クライアントへのディスク マッピングを、バックアップ対象クライアントのディスク、ディスク サイズ、ディスク名の物理的ロケーションをベースに決定します。
  • Lotus Notes Database iDataAgentを、Red Hat Enterprise Linux/CentOS 6.x、SuSE Linux 11.x Enterprise serverで稼働するIBM Domino 9 Social Edition 64bitにインストールできるようになりました。
  • ミラー化されたストレージ構成が、Linux LVM上のミラー構成のLV、ミラー構成のSolaris ZFS zpool、ミラー構成のVxVMボリュームに対応しました。
  • XMLスクリプトを使って、DB2のサブクライアント構成が行えます。
  • XMLテンプレート ファイルを使ってCLIからPostgreSQLのバックアップ/リストアが行えます。
  • 1-Touch for LinuxがUbuntuに対応しました。
  • Lotus Notes Document iDataAgentを、Red Hat Enterprise Linux/CentOS 6.x、SuSE Linux 11.x Enterprise serverで稼働するIBM Domino 9 Social Edition 64bitにインストールできるようになりました。
  • Simpana 9.0から10.0へアップグレードする際、Oracleサービスが稼働していたら、Simpanaがそれを検出、停止し、アップグレード後にサービスを再スタートするオプションができました。
  • 転送したデータ量で、File System Agentのジョブ進行状況を確認可能です。

アーカイビング

  • Dominos Mailbox Archiverを、Red Hat Enterprise Linux/CentOS 6.x、SuSE Linux 11.x Enterprise serverで稼働するIBM Domino 9 Social Edition 64bitにインストールできるようになりました。

 仮想化

  • Virtual Sever Agentで、Windows Server 2012 R2 OSのHyper-Vサーバーのバックアップに対応しました。IntelliSnap for Microsoft Hyper-Vを使ったバックアップは、今後リリースのサービス パックで対応します。
  • Virtual Server Agent for Microsoft Hyper-Vを使って、仮想マシンをオフラインにすることなく、迅速に仮想マシンのクラッシュ整合バックアップを作成します。クラッシュ整合バックアップは、非Windows仮想マシン、レガシーのWindows仮想マシン、アプリケーション整合バックアップを必要としないWindows仮想マシンに使用されます。また、VSSエラーのためバックアップが失敗する時にも使用されます。

 スナップショット管理

  • 複数のOracleデータベースのIntelliSnapバックアップ/リストアが、LVM構成のOracle ASMデータベースで行えます。
  • SnapOPC+は容量効率のよい新しいスナップで、次のスナップが生成されるまで、それぞれ生成されたスナップがデータの変更を保持します。SnapOPCのようにデータを冗長して保持しないので、ディスクの容量を効率的に使用できます。
  • Remote Snap MediaAgent for VMAXとRemote Snap MediaAgent for HDS HUS CCI-based Snap Engines機能を使用することにより、特定のMediaAgentをRemote Snap MediaAgentとして構成し、データ ソース元クライアントのMediaAgentからリモートのMediaAgentへのアレイ コミュニケーションやオペレーションを取り除きます。
  • 各IntelliSnapバックアップ ジョブは、データ、アーカイブ ログ、詳細/サマリー ファイル、データベースinitファイル等に使用されている多くのボリュームをスナップします。多くのIntelliSnapバックアップ ジョブが、スナップ データの予約領域をすぐに消費してしまいます。追加セッティングCV_SAP_SNAP_BKP_OPTIMIZE を使用することで、SAP OracleのIntelliSnapバックアップの最適化が行えます。

 クラウド サービス

  • Disk Performance Toolを使用して、NTFSファイル システム ボリュームの1つのフォルダ上で、リード/ライト オペレーションのパフォーマンス テストが行えます。