Simpana 10 Service Pack 9 新機能概要

2014年12月16日にリリースしたSimpana 10 Service Pack 9 (SP9) の新機能概要を下記にてご紹介させていただきます。対応要件等の各機能の詳細は、こちらからご確認ください。

仮想化:

  • Citrix Xenの対応– Simpana 10は、Citrix Xen上で稼働する仮想マシンに対応しました。Xen仮想クライアントの作成、バックアップ、仮想マシンのフルリストアとファイルレベルのリストア、仮想マシンの保護オペレーションの監視が行えます。

スナップショット管理:

  • IntelliSnapがEMC VMAX VP Snapに対応 – EMC VMAX の新しいスナップ エンジン TimeFinder VP Snapに対応しました。
    • EMC VMAXでサポートするすべてのエージェントに対応します: DB2、DB2 MultiNode、Exchange Database、Notes Database、Microsoft SQL Server、MySQL、Oracle、Oracle RAC、SAP Oracle、UNIX File System、VMware、Windows File System
    • TimeFinder VP Snapライセンスが必要です。

 Edgeバックアップとアクセス:

  • Outlook PSTファイルの効率的バックアップ - Simpanaのノートブック ソリューションは、Outlook PSTファイルを、MAPIプロトコルを使うことなく通常のファイルと同じようにバックアップすることができます。これにより、バックアップ速度を非常に高速化することができます。アクティブなPSTファイル (OutlookでオープンになっているPSTファイル) も、Windows VSS (Volume Shadow Copy Service) を使ってバックアップ可能です。大きいOutlook PSTファイルの場合、インクリメンタル バックアップを使用することで、ファイル変更時間に頼らず、PSTファイルの追加/削除メッセージをベースに変更点を検出可能です。さらに、PSTアーカイブ ソリューションを使って、PSTファイル内のすべてのEmailの表示とリストアが可能です。

 クラウドサービス:

  • クラウドベースのファイル分析 - ご使用のCommCellコンピューターからファイルのメタデータを収集し、クラウド内でファイル分析レポートを生成することができます。そのレポートを、お客様のCommCell環境のファイルやアーカイブ分析に使用することができます。

その他の新機能

サーバー:

  • コマンドライン バックアップを実行しているDatabase Agentの容量ライセンス計算 – サードパーティーのアプリケーションから直接コマンドラインでバックアップを実行している場合、データ保護 (CoreとEnterprise) ライセンスは、最も大きいバックアップ セットをカウントするようになりました。
  • VSA (Virtual Server Agent) ジョブにCAL (クライアント アクセス ライセンス) を使用することで容量ライセンスを削減 – 容量ライセンスで管理しているCommCell環境に、ハイパーバイザー ホスト上のCPUソケットをカウントするCPU課金ライセンスを使うことで、VSAジョブは容量カウントされなくなり、容量ライセンスの使用量を減らすことができます。
  • マウント パスを移動するワークフロー - MediaAgentのマウント パス ワークフローのリロケート機能を使用することで、マウント パスをある場所から同じMediaAgent上の別の場所へ移動することができます。このワークフローを使うことで、マウント パス上にある重複排除データや非重複排除データの場所を移動することができます。例えば、マウント パスをより高速なディスク メディアへ移動することができます。

バックアップ:

  • エンドユーザー アクセス機能を使ったリストア (UNIXファイル システム) – CommCellコンソールまたはコマンドライン インタフェースから、ユーザーを偽装することでエンドユーザー アクセス機能を使ってリストアが行えます。

仮想化:

  • vCloud配下の仮想マシンの別の場所へのリストア (VMware) – vCloudからバックアップした仮想マシン (VM) をリストする際、そのVMを元の場所にリストアすることも、そのVMに新しいVM名を付けて別の場所にリストアすることも可能です。例えば、同じvAppや異なるvAppへ、または同じorganization virtual data center (vDC) や、同じorganizationの異なるorganization vDCへリストアすることができます。
  • Oracle Linux MediaAgent用File Recovery Enablerのサポート (VMwareとIntelliSnap) – ファイル システムの拡張に対応するため、Oracle Linux 6 Update 4 (OEL6U4) Red Hat Compatible KernelのゲストOS上で稼働するLinux MediaAgentは、Linux用File Recovery Enablerへ変換することができます。これにより、バックアップ時にグラニュラ リカバリ用のメタデータを取集していなくても、ライブ ブラウズやライブ リカバリ操作を行うために、Linux MediaAgentが仮想マシンのバックアップ データにマウントすることが可能です。

 Edgeバックアップとアクセス:

  • ノートブック ローカルUSBバックアップ –  多くのノートブック ユーザーは、バックアップすべき大容量データを保持していますが、ネットワーク帯域幅に制限があります。この制限に対処するため、ノートブック ユーザーはポータブルUSBディスクを使ってデータを保護し、必要なときいつでもデータにアクセスすることが可能です。
    USBバックアップ機能は、下記のケースにおいて有効です。
    • USBディスク上のバックアップ データが暗号化されていて、ノートブック所有者のみアクセス可能な場合
    • ネットワークを介したバックアップが必要ない場合
    • バックアップ データがローカルでの保護を必要とし、リストアの際、WEBコンソールからアクセスできる必要がある場合
    • 交換、アップグレード、もしくは利用していないノートブックから大容量データをリカバリする必要がある状況で、帯域幅が狭い場合
    • データ保護やデータ リカバリ操作のために、接続しているUSBストレージ デバイスをノートブックに自動的に検出させたい場合