第6回 サーバーのバックアップは完璧! なのに、なぜエンドポイント データのバックアップは難しい?

多くの企業は、サーバーのバックアップ ストラテジーはしっかりしていても、ノートPCやデスクトップといったエンドポイント デバイスのバックアップは、適切に運用されていなかったり、ユーザーまかせであったり、実施すらしてないことがあります。デスクトップやノートPCといったエンドポイント デバイスのバックアップを難しくしているのは、こうしたデバイスが、常に社内ネットワークに接続されているわけではないことにあります。時には、インターネットを使ってバックアップする必要がありますし、また、ネットワークへ再接続されたときにバックアップを再開する必要もあります。

今回の講座では、ローカルに保存されたユーザー データをセキュアに保護することができるCommvaultのエンドポイント データ保護ソリューション 「Commvault Edge」 をご紹介します。

エンドポイント デバイスにあるリスク

エンドポイント デバイスには紛失や盗難のリスクがあり、その際、企業のデータが失われる恐れがあります。定期/自動バックアップにより、この問題を解決することができますが、この時もっと大きな問題になるのは、紛失したデバイスから情報流出や不正アクセスが発生するリスクです。そのためIT管理者は、エンドポイント デバイスのデータ保護を考える時、バックアップの問題と同時にセキュリティの問題についても対応策を検討する必要があります。

Commvault Edgeができること

Commvault Edgeが提供するメインの機能は、エンドポイント データの自動バックアップとセルフサービス リカバリです。
  • 自動バックアップ - Commvault Edgeは、ユーザーが意識することなく実行可能なノートPC/デスクトップに適したスケジューリング機能を備えているので、データがどこでどのように作られても、すべてのデータを検出し、VPN接続をしなくてもHTTPS経由で自動的にバックアップすることができます。クライアント側でのデータ重複排除と帯域幅制限も可能です。
  • エンドユーザー アクセスと検索 - Commvaultでバックアップしたデータは、すべて仮想ストレージ レポジトリに保存されます。この仮想レポジトリの利用をWEBポータルやモバイル アプリを介してユーザーに解放することにより、自分のデータへいつでもどこからでもアクセス/閲覧することが可能になります。
  • セルフサービス リカバリ - ユーザーは、IT管理者を介することなく、WEBポータルやモバイル アプリから、いつでもどこからでも、自分でデータをリストアすることができます。ファイルのバージョニング機能にも対応しているので、過去のデータを選択してリストアすることも可能です。
  • セキュリティ – Commvault Edgeが提供するデータ損失防止機能 (DLP: Data Loss Prevention) により、定期的にファイルをスキャンし暗号化することで、エンドポイント データへの不正アクセスを防ぎます。また、デバイスが盗まれたり紛失したりした場合は、そのデバイスからデータを消去するように設定することができます。ジオロケーション機能でデバイスの位置を表示することも可能です。これらDLP機能は、WEBポータルから提供されます。

Commvault Edgeが提供するもうひとつの機能は、ファイルの同期/共有機能です。

  • ファイルの同期/共有 - Commvault Edge Driveを使用すれば、社内外のチームメンバーとセキュアにファイルを共有することができます。いつどこでファイルを作成し更新しても、常に仮想ストレージ レポジトリに最新のファイルが同期され、チームメンバーがこの仮想ストレージ レポジトリへアクセスすることで、最新データを入手することができます。ファイルのバージョニング機能にも対応しています。
    仮想ストレージ  レポジトリにデータが同期されるということは、Commvaultではデータが常にバックアップされているのと同じことです。個人が持ち込んだファイル共有サービスを介してデータを共有する場合と異なり、IT管理者はエンドポイント デバイスで作成されたデータも常にITの管理下におくことができます。

Commvault Edgeライセンス

Commvault Edgeは、ライセンスのカウントがしやすいユーザー単位課金です (デバイス単位ではありません)。永久ライセンスと年単位のターム ライセンスの2種類を用意しています。

Commvault Edge評価版

Commvault Edgeは、30日間の無償評価版を用意しています。ぜひこちらからお試しください。Commvault Edge評価版の使用方法は、Commvault Edge™ Free Trial クイック スタート ガイド (.pdf, 583 KB) をご覧ください。
 
 
最後に。Commvaultなら、エンドポイント デバイスのデータ保護用に専用のバックアップ システムを構築する必要がありません。1台のバックアップ サーバーで、物理/仮想サーバーからエンドポイント デバイスまでまとめてデータ保護が行るので、企業中のデータの一元管理が行え、コストも削減することができます。
 

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2015.10