機能概要
スナップショット管理
IntelliSnap (インテリスナップ) とは
Commvaultでは「IntelliSnap」( インテリスナップ ) という名称でストレージ製品と連携したハードウェアスナップショット管理機能を提供しています。
ストレージベンダー純正のスナップショット機能とCommvault の IntelliSnap 機能の違い
さまざまなストレージベンダーがハードウェアスナップショットに対応した製品を提供しており、こうしたスナップショット対応ストレージ製品を購入するとスナップショット管理ソフトウェアも提供されます。
ストレージベンダーのスナップショット機能
Commvault IntelliSnap が提供する3つの主な機能
① アプリケーションとの整合性
データベース :
Emailサーバー :
ファイルシステム :
仮想マシン :
DB2・Informix・Microsoft SQL Server・MySQL・Oracle・SAP・SAP HANA・Sybaseなど
Exchange・Notes
Windows・UNIX
VMware・Hyper-V
② インデックス機能と検索
③ スナップショットからのバックアップ実行

IntelliSnapを使用したVMware仮想マシンのバックアップ例
IntelliSnapによって仮想環境における数百台規模のVMを短時間でバックアップすることができます。
※ 詳細はこちらから
通常のVADPバックアップ
VM
スナップ作成
VM
バックアップ処理
VM
スナップ削除
← バックアップ中のVMに対する影響時間 →
ESXが保持する差分情報が多くなり、スナップショット削除後の更新差分マージ処理の負荷によって最悪の場合は
処理中のESX上の仮想マシンが無応答状態になります。
IntelliSnapを使用したバックアップ
VM
スナップ作成
H/W
スナップ作成
VM
スナップ削除
H/Wスナップから
Commvaultへのバックアップ
← バックアップ中のVMに対する影響時間 →
←バックアップ中のVMへは影響なし→
更新差分情報はハードウェアスナップショット作成までの短期間保持になるため、更新差分は少なくなりスナップショット削除後の更新差分マージ処理の負荷は大きく軽減されます。
また作成されたH/WスナップをCommvaultへバックアップすることができます。
IntelliSnap 対応ストレージ製品
NEC・Pure Storage・Nutanix・NetApp・HP・日立・富士通・EMCなど多くのストレージ製品に対応しています。





IntelliSnap Connect プログラム
Commvaultではさまざまなストレージ製品に対応するために「IntelliSnap Connectプログラム」を用意しており、このプログラムに参加されている多くのストレージベンダーと共に各社のハードウェアスナップショット機能とCommvaultとの連携を図っています。