機能概要

大規模環境でのバックアップ/リカバリ・ディザスタリカバリ対策

数百台規模のVMware仮想マシンの保護

仮想マシンのデータ保護においてはさまざまな課題が発生します。
下記の4つを例に、Commvaultによる現実的な仮想マシンのデータ保護ソリューションをご紹介します。

  • バックアップが終わらない
  • 課題-1 本番環境に影響を与えることなく、数分で仮想マシンのデータ保護を完了したい

仮想マシンの一般的なバックアップ方法は、VADP対応のバックアップエージェントを使用してデータストアから仮想マシンのイメージファイルを読み込み、バックアップ先のストレージへこのイメージファイルをコピーするという方法です。
※ VADP: vStorage API for Data Protection ( VMWareが提供するバックアップAPI )

Commvaultも VSA ( Virtual Server Agent ) と呼ばれるVADP対応のエージェントを提供しています。
中小規模の仮想環境であればこの方法で十分です。

しかし大規模環境では利用可能なバックアップ時間内にバックアップを完了することができなくなります。

  • 対策-1 IntelliSnap

Commvaultでは
ストレージのスナップショット機能と連携して仮想マシンのデータ保護を行うことで、百台規模の仮想マシン環境でも数分レベルでバックアップが可能な IntelliSnap for VSA ( Virtual Server Agent ) を提供しています。

IntelliSnap for VSA を使用することで、ストレージのスナップショットとVSAバックアップを簡単に連携することが可能になり、500台のVMテスト環境のバックアップを17分で完了させることができています。

※本検証レポートはこちらからダウンロードすることができます。

  • 増え続ける仮想マシン
  • 課題-2 仮想マシンの無秩序な増殖を解決し本当に必要な仮想マシンだけをバックアップしたい

VMユーザーはVMをどんどん作成していきます。
開発/テスト環境では特にこの傾向が顕著で、管理者がこれを放置しておくと無駄にリソースが消費され続け、仮想マシンが無秩序に増殖してしまうことになります。

  • 対策-2 仮想マシンの自動アーカイブ

Commvaultでは
単なる仮想マシンのバックアップだけでなく、使われなくなった仮想マシンを自動でリタイアさせリソースを再利用することを可能にする自動VMアーカイブ機能も提供しています。

これにより仮想マシンの最適なパフォーマンスが維持できるだけでなく、バックアップ対象となる仮想マシンを減らすことで、バックアップに必要となる時間を短縮することができます。

  • DRサイトへの同期が面倒
  • 課題-3 人手を掛けずにリモートのDRサイトにもバックアップデータを保持したい

DRサイトへのデータコピーも規模に比例して多くの時間や労力が必要になってきます。常に最新データをDRサイトへコピーしておきたいのにその処理がなかなか終了しないといった問題が発生してしまいます。

  • 対策-3 DASHコピー

Commvaultでは
ローカル サイトでバックアップしたデータを重複排除したまま自動でリモートサイトへデータをコピーするDASHコピーと呼ばれる機能があります。

この機能を利用することで人手を介さずにクラウドやデータセンターといったリモートのDRサイトへ常に新しいバックアップデータを保管しておくことができます。

  • 同期データが古い
  • 課題-4 いざという時にリモートのDRサイトでVMを起動したい

災害発生時や重度障害発生時にDRサイトへの切り替えが必要になってきますが、この際のDRサイト内のデータはできる限り最新状態であることが望ましく、DRサイト構築時の最も重要な課題であるとも言えます。

  • 対策-3 ライブシンク

Commvaultでは

DRサイトの仮想マシンの電源をオンにするだけで運用が開始できるライブシンク機能を提供しています。

ライブシンクは仮想マシンの変更分だけをESXサーバーへ自動的に転送しDRサイトの仮想マシンにリストアし続けることで、DR用データを最新状態に維持する機能です。

DASHコピーでDRサイトへ新しいバックアップデータをコピー/保管した後に続けてライブシンクを実行するように設定しておくこともできます。

一度の操作でさまざまな課題を解消

このようにCommvaultによるVMのデータ保護は、本番データに1回アクセスするだけで、
「バックアップ/リカバリ・アーカイブ・DR対策」といった複数の操作を行うことができます。