インフラストラクチャ モダナイゼーションを成功に導くための 5 つの鍵

2018年5月21日投稿 by  伊吹山 正郁

事業戦略の策定には、データ主導による意思決定がますます大きな役割を果たしています。それにもかかわらず、多くの企業はデータの管理/保護/活用に苦労しています。データ保護規制がいっそう厳しくなり、費用効果の高いコンプライアンスが求められている中で、これまでにないほどデータ保護、活用の取り組みは重要になっています。

インフラをモダナイズすることで、データの保護と同時に、データ主導型決定のビジネスが可能になります。本稿ではインフラのモダナイゼーションを成功に導くための鍵となる 5 つのポイントについて紹介します。

  1. 持っているデータを知ること、そして、集約すること
    企業が多くの新しいテクノロジーを活用している事実とは裏腹に、どのようなデータを持ち、そしてそれがどこにあり、どのように使用されているかを把握することは非常に困難です。業務に必要とされるデータを識別し、その保管場所を特定し、統合的なソリューションによって企業が持つデータに関する情報を一元的に管理することは、ビジネス インフラのモダナイゼーションを効果的に実現するための最初の一歩です。

     
  2. 柔軟性と敏捷性を持ったインフラの構築
    ガートナーによれば、年間 2,000 億ドル以上使われている IT 予算が、今後 2 年のうちにクラウド関連に移行すると予測されています。企業は、仮想化や新しいクラウド技術への移行について、よりスピーディーな対応を求められるようになります。そして、それらインフラが持つデータを自由に迅速に利用するために、企業は特定のインフラやベンダーに縛られることなく、柔軟で俊敏なデータ インフラを確実に構築していく必要があります。

     
  3. 全てを自動化したシンプルなユーザ エクスペリエンス
    運用・管理に関わるオペレーションはシンプルであるべきです。究極的には、企業のデータ管理、保護、運用は自動化のレベルまで到達する必要があります。自動化はソフトウェアに組み込まれた AI や機械学習の利用により、次第に達成されつつあります。これにより IT 管理者の負荷が軽減され、事業戦略や開発に関する IT にフォーカスできるようになります。

     
  4. スケールアウトなシステム環境の構築
    企業はサイロ化されたシステムから脱却し、よりシームレスなSoftware Defined なシステムに移行する必要があります。従来型のストレージの運用は非常に柔軟性に欠けており、コストがかかるものでしたが、 Commvault HyperScale テクノロジーにより、企業は複雑さを軽減し、俊敏性を高めし、コストを抑えることが可能になります。

     
  5. 変化への適応
    市場の変化に合わせ、組織には迅速な戦略、意思決定が求められています。そして、企業のデータを統合し、戦略策定に有効に反映していくためには、インフラのモダナイゼーションに向けて明確かつ現実的な道筋を持ち、実現に向けて着実に推し進めていくことが重要です。

メイン システムからセカンダリ ストレージまで、データ主導の意思決定を可能にするインフラのモダナイゼーションは、将来の事業成功において不可欠です。企業におけるデータ管理、保護、運用を簡略化かつ自動化することは、データをもっとも価値のある資産にするための最初のステップです。