完璧な組み合わせのハイブリッド クラウドはあるのか?

2018年9月13日投稿 by 伊吹山 正郁

ハイブリッド クラウドには、様々な形態やサイズのプライベート クラウドとパブリック クラウドの組み合わせがあり、今日、多くの IT プロフェッショナルは適切な組み合わせを模索しています。
柔軟性、アジリティなど必要とされる様々な要素を持った数あるソリューションの正しい組み合わせは何なのか、答えが早急に求められています。

とりわけ問題となるのは、パブリックとプライベート クラウドの両方の選択肢がある中で、データ保護と管理の問題をどのように解決するかです。常に変化し、進化し続けるハイブリッドに対する適切なソリューションは何なのか? 解決策は、プライベート クラウドを構成するコンポーネントにクラウドのような経済性と拡張性をもたらす適切な技術を選択することにあるかもしれません。

現在の選択肢の課題

従来のプライベート クラウド インフラストラクチャーでは、サーバ、ネットワーク、ストレージがあり、これらは個々のコンポーネントとしてプロビジョニング、管理、アップグレード、リタイアする必要がありました。従来のインフラモデルでは通常、それぞれのコンポーネントは個々に異なるスケジュール、異なる機能性を考慮して調達していきます。そのため、システムのアップグレードには、コンポーネント全体のフォークリフト アップグレードが必要となり、さらに、システムの移行には膨大な時間もお金も必要になります。

サービスの損失を避けるために、バックアップ環境にデータやアプリケーション、ユーザーを移動させながら、異なるリフレッシュサイクルを基に、ストレージとバランスを取りながら、サーバのアップグレードやリプレースを行うことは決して楽ではありません。
さらに、ひとつのバックアップ / リカバリ ソリューションで運用できている会社はどれくらいあるでしょうか? 多くの IT 管理者たちは、7~10 種類のバックアップ / リカバリ ソリューションを同時に稼働させており、こうした複数のソリューションが作り出す煩雑な運用管理からの脱却も大きな課題のひとつになります。
それを実現するための方法があります。

クラウドの特長をもたらすスケールアウト方式。“ノード”によるクラウドのような柔軟性

スケールアップをやめてスケールアウトの世界へ – スケールアップは、従来型の非常に複雑で IT 管理者に負担の大きいインフラです スケールアウト クラスターでは一連のタスクを処理するためにそれぞれのノードが連動して動作する環境を迅速に構築することができます。ノードを追加または削除すると、それに合わせてスループット、コンピュート、帯域幅も増加または減少します。また、ダウンタイムなしにクラスターに新しいノードを追加し、新しいノードにユーザー、ワークロード、データをシームレスに移行し、古いノードをリタイアすることで容易にアップグレードが完了します。
フォークリフト アップグレードはもう必要ありません。

クラウドより優れたプラットフォームへ

現在、ニーズの変化に対応し、ソースの自己修復や自動チューニングを容易にするために、機械学習機能を追加しています。これは、クラウドのやり方を模倣し、オンプレに組み入れたものです。また、管理下のすべてのデータに同じ管理ツールを提供し、ハイブリッド クラウドにあるすべてのワークロードを、同じような方法で管理することができます。特定のポイント製品向けに個別のスキルをもつ必要はありません。複雑さが減れば、人的エラーの可能性も減ります。
そして、プライベートもパブリックもすべてのクラウドのバックアップ環境を、クラウドやハイパーバイザーにネイティブに統合された、単一のコンピュート、ネットワーク、ストレージクラスターにまとめることができたらどうでしょうか。業界標準の x86 ハードウェア コンポーネントを追加し、必要に応じて拡張可能なセカンダリ ワークロード向けに設計された、Commvault と Cisco を組み合わせたソリューション、ScaleProtect™ with Cisco® UCS があります。本ソリューションには、ソフトウェア定義のスケールアウト データ管理 / データ保護を提供する Commvault HyperScale™ テクノロジーを、Cisco UCS コンピュートとストレージに組み合わせることで、柔軟で、予測可能、かつ低コストなソリューションを提供します。

すべてのデータは、それがプライベート クラウドにあっても、ほぼどのパブリック クラウドにあっても(Azure、AWS、Google のような「大手」から、サービス プロバイダーもしくは SaaS データまで)ひとつのパワフルなソリューションで最適化し、保護することができます。

そして、最終的にあなたを待っているのは、“パーフェクトな”ハイブリッド クラウド環境です。