Commvault V11 Feature Release 20 新機能概要

2020年6月15日にリリースした Commvault V11 Feature Release 20 (Feature Release 11.20) の新機能概要を、下記にてご紹介させていただきます。対応要件等の各機能の詳細は、こちらから ご確認ください。

Complete Backup and Recovery

  • スマート サーバー グループに所有者ではなくクライアント スコープを定義 – サーバー グループ (クライアント コンピュータ グループ) に対して所有者を関連付ける代わりに、クライアント スコープを関連付けるようになりました。Commvault のセキュリティ権限に応じて、以下のスコープのいずれかを選択できます。
    • 現在の CommCell のクライアント
    • ドメインまたは組織のクライアント
    • ユーザーのクライアント
    • ユーザー グループのクライアント

主な機能:

    • サーバー グループ プロパティのダイアログ ボックスに一覧表示され、選択できるスコープと、プレビュー ウィンドウに一覧表示されるサーバーは、ユーザーに割り当てられた Commvault セキュリティ権限に依存します。
    • ライアント スコープが CommCell、ドメイン、組織、または (ユーザーではなく) ユーザー グループに設定されている場合、関連付けられたユーザー (クライアント コンピューターの所有者または管理者) のセキュリティ権限が変更されても、スマート サーバー グループには影響しません。
    • ただし、スコープがユーザーに設定されている場合は、ユーザーのセキュリティ権限を変更すると、スマート サーバー グループが変更される可能性があります。
  • Command Center を使用した Alibaba Cloud Object Storage Service / IBM Cloud Object Storage におけるデータのバックアップとリストア - Alibaba Cloud Object Storage Service と IBM Cloud Object Storage のオブジェクト データをバックアップすることができます。
    データをオブジェクト ストレージ レポジトリから元の場所、その他の任意のオブジェクト ストレージ レポジトリやディスクにリストアすることができます。
     
  • ブラックアウト ウィンドウの機能拡張 - 以下の拡張された機能を使用して、ブラックアウト ウィンドウを設定することができます。
    • トランザクション ログのバックアップ操作の実行は継続しながら、増分データのバックアップ操作の実行を停止することができます。
    • ブラックアウト ウィンドウの間はジョブの作成とキューへの追加を停止することができます。
    • 月の特定の週を除外するように指定できます。たとえば、月の第 1 日曜日と第 4 日曜日を除外できます。
  • Linux クライアントのベア メタル リカバリ時にマウント ポイントのサイズを自動的に縮小 - Linux クライアントのベア メタル リカバリを実行する際に、ソース クライアントに比べてターゲット ディスクのサイズが小さい場合や数が少ない場合に、マウント ポイントのサイズを自動的に縮小するよう選択できます。

対応エージェント:

    • Linux File System
  • Linux クライアントのベア メタル リカバリ時のネットワーク インターフェース カード (NIC) ボンディングを設定 - Linux クライアントのベア メタル リカバリを実行する際に、NIC ボンディングを設定することができます。

対応エージェント:

    • Linux File System
  • VM グループのコンテンツを Google Cloud Platform ラベルで管理 - Google Cloud Platform (GCP) ラベルを含むフィルターとルールを作成することにより、VM グループのコンテンツを管理することができます。
    GCP ラベルは、キーと値のセットから成る一意の識別子です。このラベルは、GCP Console や GCP Resource Manager API 全体でプロジェクトに適用されます。使用する環境のリソースにラベルを適用し、これらの GCP ラベルを含むルールやフィルターを作成して、VM グループのコンテンツを管理することができます。
    GCP ラベルを含むフィルターとルールは、Command Center で作成できます。
     
  • NFS ObjectStore 共有を Command Center で設定 - NFS ObjectStore を Command Center で設定することができます。NFS ObjectStore を使用して、Windows / UNIX ユーザーは、ネイティブ NFS、SMB、CIFS クライアント ソフトウェアを使ってデータを保護 / リカバリすることができます。

主な機能:

    • Commvault ContentStore に対するのネイティブ NFS、SMB、CIFS インターフェースを提供
    • Commvault データ エージェント パッケージのクライアントへのインストールは不要
    • 複数バージョンのファイルをサポート
    • Windows クライアント ユーザーは、SMB プロトコル / CIFS プロトコルを使用して Commvault ContentStore にデータをバックアップ可能
    •  UNIX クライアントは NFS プロトコルを使用してデータのバックアップ / リカバリが可能
  • NDMP リストア操作のパフォーマンスが向上 - NDMP リストア操作時に、データをチャンクの最初から読み取るのではなく、要求されたデータに直接アクセスすることによりデータを検索します。不要なデータは転送されないため、リストア操作をより迅速に完了できます。重複排除されたアーカイブ ファイルや複数のチャンクにまたがって分散されたデータを含むリストア操作において、パフォーマンスが最も向上します。
     
  • NDMP 対応 Indexing Version 2 - NDMP Agentを CommCell 環境に追加すると、エージェントは自動的に Indexing Version 2 を使用します。

主な機能:
Indexing Version 2 により、NDMP Agent に以下の利点があります。

    • ストレージ ライブラリ上のインデックスのデータ フットプリントを削減します。
    • 参照やレポートなどの操作でインデックス データをより効率的に使用できます。
    • バックアップ サイクル全体で検索性能が向上します。
    • GridStor のサポートが改善されます。
  • プライマリ スナップショットをリモート サイトでのみ作成 - IntelliSnap の Primary Remote Snapshot 機能を使用して、リモート サイトのみでスナップショットやクローンを作成することができます。
    レプリケーション機能と Primary Remote Snapshot 機能の違いは、レプリケーション機能ではプライマリ サイトとリモート サイトの両方についてスナップショットやクローンが作成されるのに対し、Primary Remote Snapshot 機能ではプライマリ サイトのスナップショットやクローン用にスペースが割り当てられないことです。

主な機能:

    • サイトごとのスナップショットを作成
    • プライマリ サイトに要求されるストレージ スペースの削減
    • バックアップ操作時に1つのサイトのみが接続されるため、スナップショットの保護に必要な時間を短縮

セットアップ要件:
プライマリ サイトのアレイ管理のエントリで、スナップショット設定プロパティの Create primary snap at the replication target site (CCI engines)を設定します。

対応エージェント:

    • Windows File System Agent
    • Windows MediaAgent と併用した Virtual Server Agent

利用可能なストレージ アレイ:
Hitachi Vantara: Hitachi ShadowImage CCI engine / Hitachi Thin Image CCI engine

  • ログ キャッシュを使用して SAP HANA のログ バックアップにおける CommServe リソースの使用を最小限に抑制 - SAP HANA のトランザクション ログを MediaAgent のディスク パスにバックアップすることができます。スケジューラはユーザーが定義した間隔でバックアップ ジョブを実行し、これによって、キャッシュされたログのバックアップがすべて CommServe へコミットされます。この機能により、CommServe のメンテナンス中でもバックアップが続行され、トランザクション数の多い HANA データベースのリソースを最適に活用できるようになります。

対応エージェント:

    • SAP HANA
       
  • 仮想マシン上でのファイル インデックス - 以下のハイパーバイザーで、Windows と Linux 仮想マシンのゲスト ファイルとフォルダーのインデックスを作成できます。
    • Amazon Web Services : ストリーミングおよびIntelliSnap スナップ コピー
    • Microsoft Azure Resource Manager : ストリーミングおよび IntelliSnap バックアップ コピー
    • Microsoft Hyper-V : ストリーミングおよび IntelliSnap バックアップ コピー
    • VMware : ストリーミングおよび IntelliSnap バックアップ コピー

主な機能:

    • ファイルとフォルダーのメタデータに自動的にインデックスを作成
    • 仮想マシンのファイルとフォルダーをファイル名や拡張子で検索
    • 仮想マシンのファイルとフォルダーをファイル タイプでフィルター検索
    • 検索結果からダウンロードとリストア
       
  • Azure Stack Hub の VM バックアップには Commvault 11.20 / Microsoft Azure Stack Hub 2002 を使用 - Azure Stack Hub 上の仮想マシンに対するバックアップとリストアの実行と、Live Sync レプリケーション を使用するには、このリリースの Commvault ソフトウェアと Azure Stack Hub 2002 移行ににアップグレードする必要があります。
    Commvault ソフトウェアによる Azure Stack Hub のバックアップは、Command Center と CommCell Console で実行することができます。

主な機能:

    • Azure Stack Hub のバックアップ (ストリーミング / IntelliSnap)
    • Azure Stack Hub のリストア
    • Azure Stack Hub のLive Sync レプリケーション

セットアップ要件:
Azure Stack Hub の仮想マシンを保護するには、CommCell 環境をこのリリース (11.20) にアップグレードし、すべての Azure Stack Hub の仮想マシンを Azure Stack Hub 2002 環境にアップグレードする必要があります。
注意: 以前のバージョンの Azure Stack Hub と以前のバージョンの Commvault ソフトウェアを併用することができます。ただし、以前のバージョンでは、アンマネージド VM のスナップショットにデータ破損の原因となる可能性がある Microsoft の既知の問題があります。データの破損を防止するため、CommCell 環境と Azure Stack Hub 環境の両方を必ずアップグレードしてください。

対応エージェント:

    • Virtual Server Agent

 
Complete: サービス プロバイダーを有効化

  • スケジュールされたレポートに対するユーザー セキュリティを定義 - レポートをスケジュールする際に、Send individual emailsオプションを使用して、そのレポートを受信する各ユーザーが参照可能なエンティティ (クライアント コンピューターや MediaAgent など) からの情報のみを含めるようにできます。
    このオプションは、MSP 環境でテナント管理者が1つのスケジュールで複数のテナント エンド ユーザー向けのレポートを作成する場合に便利です。この場合、各テナント エンド ユーザーがエンティティに対して許可された参照権限に応じて、異なる情報がそれぞれのレポートに表示されます。
     
  • ライセンス サーバー使用状況の概要レポートを使用してライセンス サーバーの使用状況を監視 - ライセンス サーバー使用状況の概要レポートには、1つのライセンス サーバーをもつ複数の CommCell 環境内のすべての CommServe コンピューターについて、現在のライセンスの使用状況が表示されます。このレポートには、ライセンスの各タイプ、購入ライセンス数、使用済みライセンス数、使用されているライセンスの割合が含まれます。
    このレポートを使用して、組織内の全 CommCell 環境のライセンス要件や使用状況を追跡できます。

 
Complete: 新しいワークロードを管理

  • SQL Server データベースのディスク キャッシュを使用した、ログのバックアップの効率化により RPO を分単位に短縮 - データベースのログのバックアップ操作を、1時間未満の頻度でのログのバックアップをサポートする自動スケジュールで実行し、効率化することができます。ディスク ライブラリへのキャッシュを使用してログのバックアップを効率化することにより、トランザクション レートの高いデータベース インスタンスの RPO (目標復旧時点) を削減できます。ログのバックアップは、MediaAgent によって管理されるディスク マウント パスに直接書き込まれるため、バックアップを本番サーバーに保存する必要がなくなります。データベース クライアントと MediaAgent が、CommServe サーバーに依存せずにログのバックアップを自動的に実行することにより、データベース クライアントと MediaAgent のペアの可用性が向上されるとともに、CommServe アプリケーションの負荷が削減されます。別の処理により、ログを定期的にコミットして登録し、コピー処理を支援します。メンテナンスやネットワーク障害などの問題で CommServe サーバーが利用不可能な場合でも、ログのバックアップを継続できます。

    対応エージェント:

    • SQL Server
       
  • Commvault VTL を使用した IBM i 1-Touch のバックアップとリカバリ - Commvault Virtual Tape Library (VTL) を使用して IBM i のディザスタ リカバリ用のバックアップを実行し、障害が発生した IBM i コンピューターをプライマリまたはセカンダリ バックアップ コピーからリカバリすることができます。
     
  • ファイル システムのバックアップを CIFS、SMB、NFS 共有としてエクスポート - ファイル システムのバックアップを CIFS、SMB、NFS 共有としてエクスポートすることができます。
     
  • SQL 可用性グループのインスタンスを Command Center で作成 - SQL 可用性グループ (AG) のインスタンスを Command Center で作成することができます。
    AG のインスタンスを作成すると、プライマリの複製に関連付けられている AG に対する疑似クライアントが自動的に作成されます。
     
  • メールボックス、フォルダー、メッセージのエクスポート - エクスポート機能を使用して、エクスポートや作成されたエクスポート セットを参照することができます。また、エクスポートされた PST ファイルや CAB ファイルをブラウザー画面で直接表示することもできます。

主な機能:
メールボックスの項目、フォルダー、メッセージをエクスポート セットにエクスポートし、項目の形式を変更することができます。エクスポートを実行すると、エクスポート セットが自動的に作成されます。

  • Sybase のバックアップとリストア - Command Center で、Sybase サーバー全体または個別のデータベースをバックアップ / リストアすることができます。

主な機能:
以下のタスクを実行できます。

    • 大幅に簡素化されたインスタンスの作成 (必須パラメーターの削減)
    • Sybase インスタンスと個別データベースを即時またはスケジュールによってバックアップ
    • Sybase インスタンスと個別データベースを最近の時点または特定の時点にリストア
    • データベースの自動検出
    •  IntelliSnap バックアップ / リストア操作の実行
  • Oracle データベースのディスク キャッシュを使用した、ログのバックアップの効率化により RPO を分単位に短縮 - データベースのログのバックアップ操作を、1時間未満の頻度でのログのバックアップをサポートする自動スケジュールで実行し、効率化することができます。ディスク ライブラリへのキャッシュを使用してログのバックアップを効率化することにより、トランザクション レートの高いデータベース インスタンスの RPO (目標復旧時点) を削減できます。ログのバックアップは、MediaAgent によって管理されるディスク マウント パスに直接書き込まれるため、バックアップを本番サーバーに保存する必要がなくなります。データベース クライアントと MediaAgent が、CommServe サーバーに依存せずにログのバックアップを自動的に実行することにより、データベース クライアントと MediaAgent のペアの可用性が向上されるとともに、CommServe アプリケーションの負荷が削減されます。別の処理により、ログを定期的にコミットして登録し、コピー処理を支援します。メンテナンスやネットワーク障害などの問題で CommServe サーバーが利用不可能な場合でも、ログのバックアップを継続できます。

対応エージェント:

    • Oracle Agent
       
  • Command Center での DB2 データベースのバックアップ / リストア - Command Center で、単一ノードの DB2 データベースのバックアップとリストアを実行できます。データベースのインプレース / アウトオブプレースのリストア操作を実行できます。

主な機能:

    • DB2 インスタンスとデータベースは自動的に検出されます。
    • バックアップ / リストア操作は、ストリーミング / IntelliSnap のいずれかの手法によって実行できます。

対応エージェント:

    • DB2 Agent

 
Complete: 仮想環境の保護

  • Microsoft Hyper-V でライブ マウントを使用可能 - ライブ マウントを使用して、保存されている仮想マシンのバックアップからその VM を直接実行できます。
    この機能は、以下の目的に使用できます。
    • バックアップがディザスタ リカバリに使用できることを検証する。
    • バックアップのコンテンツを検証する。
    • ゲスト ファイルをリストアすることなく、仮想マシンから直接データにアクセスする。
    • 解析やウイルス対策スキャンの実行などの操作をソース マシンからオフロードする。

ライブ マウントは、ストリーミング バックアップと IntelliSnap バックアップ コピーでサポートされています。
Hyper-V に対するライブ マウントは Command Center で設定できます。

  • Virtual Server Agent が vCloud Director 10.0 をサポート - VMware / vCloud Director ハイパーバイザーでは、vCloud Director 10.0 で実行される仮想マシンのバックアップ / リストアを実行できます。
    これは、Command Center と CommCell Console の Service Pack 16、およびそれ以降のサービス パックと Feature Release でサポートされています。

対応エージェント:

    • Virtual Server Agent

 
クラウドへの移行

  • Amazon アクセス ノードの自動スケーリング - 自動スケーリング機能を使用して、VM のバックアップが必要なときにのみ Amazon アクセス ノードを起動し、その後、そのアクセス ノードを使用した後すぐに廃止することができます。この機能により、バックアップで Amazon アクセス ノードを使用する時間を短縮し、これらの使用コストを削減できます。

主な機能:

    • VM バックアップ用に最大100個のアクセス ノードを自動作成
    • 電源管理機能を使用し、アクセス ノードが30分間アイドル状態になったら自動廃止
       
  • Oracle データベース アプリケーションと SQL データベース アプリケーションを Microsoft Azure インスタンスに移行 - Commvault データベース移行機能を使用して、Oracle または SQL データベース アプリケーションを Azure Resource Manager インスタンスに移行することができます。移行操作は主に、Azure Virtual Machine の作成と Oracle / SQL データのコピーを含み、Oracle / SQL データベース アプリケーションを完全に移行するために使用します。

主な機能:

    • 移行操作はバックアップから実行されるため、ソース データベースへの負荷やダウンタイムは発生しません。また、この機能では、ソース データベースのネットワーク構成を変更する必要はありません。
    • Azure Virtual Machine クライアントは、実際のデータ移行が開始する前に自動的に作成されます。
  • Azure Active Directory のバックアップとリカバリ - ユーザー、グループ、エンタープライズ アプリケーション、アプリの登録などの個々の Azure AD オブジェクトについて、グラニュラー バックアップ / リストアを実行することができます。
     
  • AWS Outposts でのインスタンスの保護 - Commvault を使用して、AWS Outposts で実行中のインスタンスを保護します。
    Outposts は、AWS のサービス、インフラストラクチャ、運用をオンプレミス展開したもので、ハイブリッドのクラウド機能を提供します。
    AWS Outposts 上で実行される EC2 インスタンスを保護するには、そのインスタンスを Amazon ハイパーバイザー (仮想化クライアント) の VM グループ (VSA サブクライアント) にコンテンツとして追加します。
    AWS Outposts の対応が Feature Release 19 で認証され、Service Pack 17 およびそれ以降のサービス パックと Feature Release で利用できます。AWS Outposts で実行中の EC2 インスタンスを、Command Center で設定された Amazon ハイパーバイザーか、CommCell Console で設定された Amazon 仮想化クライアントから保護できます。

主な機能:
Commvault を使用して、Outposts で実行される EC2 インスタンスについて以下の操作を実行できます。

    • EC2 インスタンスのストリーミング バックアップ
    • EC2 インスタンスの IntelliSnap バックアップ
    • In-guest Agent を使用した EC2 インスタンスのバックアップ
    • サポートされるすべてのバックアップ タイプからのフル インスタンスのリストア
    • ボリュームのリストア、新しい EC2 インスタンスへのボリュームのアタッチ
    • スナップショットの複製

対応エージェント:

    • Virtual Server Agent
       
  • Azure での第2世代 VM のバックアップとリストア - Azure の第2世代仮想マシンのバックアップとリストアを実行できます。
    Azure は第2世代 VM をサポートしています。第2世代 VM は Unified Extensible Firmware Interface (UEFI または EFI) ブート アーキテクチャを使用しますが、第1世代 VM は BIOS ブート アーキテクチャを使用します。

主な機能:
Azure の第2世代 VM に対して、以下の機能とともに使用できます。

    • バックアップ (ストリーミング / IntelliSnap)
      • Changed Block Tracking (CBT)
    • リストア (ストリーミング / IntelliSnap)
      • フル リストア
      • ゲスト ファイル / ゲスト フォルダー
      • レプリケーション / コンバート
      • Command Center からの Azure から Azure へのレプリケーション
      • Command Center からの Azure 以外からAzure へのレプリケーション
      • CommCell Console からの Azure からAzure へのコンバート
      • CommCell Console からの Azure 以外からAzure へのコンバート
  • Amazon Aurora データベース エンジン、Amazon RDS for MariaDB、Azure Database for MariaDB のバックアップとリストア
    • MySQL や PostgreSQL と互換性のある Amazon Aurora データベース エンジンをバックアップ / リストアすることができます。
    • Amazon RDS for MariaDB と Azure Database for MariaDB をバックアップ / リストアすることができます。
       
  • Kubernetes アプリケーションと永続データのバックアップとリカバリ - Commvault は、バックアップ、リストア、アプリケーション、データの移行用に、コンテナー ネイティブでエンタープライズ レベルのデータ管理ソリューションを提供します。これは、Cloud Native Computing Foundation (CNCF) 認定の Kubernetes ディストリビューション、ホステッド サービス プロバイダー、PaaS / コンテナー サービス プロバイダーを対象としています。データ管理は、ハイブリッド コンテナーのアプリケーション ランドスケープを管理するための、ベンダーやクラスターに依存しないアプローチを提供します。ネイティブ Kubernetes の統合と Container Storage Interface (CSI) の統合により、オンプレミスとクラウドのすべての場所で永続データの管理にソフトウェア定義のアプローチを利用できます。

サポートされるオンプレミスのディストリビューション:

    • Red Hat OpenShift 4.x
    • CNCF 認定された、すべての Kubernetes ディストリビューション

サポートされるホストされたディストリビューション:

    • Azure Kubernetes Service (AKS)
    • Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS)
    • Google (GKE)
    • CNCF認定された、すべてのホストされたディストリビューション

サポートされる PaaS / コンテナー サービス

    • CNCF 認定された、Kubernetes によりオーケストレーションされる、すべての PaaS / コンテナー サービス

Commvault は Kubernetes API を統合しているため、CNCF 認定の Kubernetes サービスをすべてサポートします。

主な機能:

    • すべての Kubernetes 認定ディストリビューション (オンプレミス、ホステッド、PaaS) における、クラウドネイティブ (Kubernetes) のアプリケーションとデータのバックアップ、リストア、移行
    • ネイティブ API の Kubernetes を CSI と統合することで、Kubernetes の永続データを保護し、オンプレミスとクラウドのすべての場所で一貫したデータ管理を実施
    •  新規アプリケーションや新規クラスターへの自動展開を含め、完全なアプリケーションを過去の指定した時点までリカバリ
    • Kubernetes クラスター間 (オンプレミス、クラウド、PaaS) でのアプリケーションの移行。クラウド上の Kubernetes サービス (AKS、EKS、GKE など) へ、またはこれらのサービス間でのアプリケーションの移行

セットアップ要件:

    • バックアップ オーケストレーション、インデックス付け、データ永続化を実行するには、Kubernetes クラスター外部で Windows / Linux アクセス ノードが必要です。
    • クラスターをバックアップするには、以下のいずれかが必要です。
      • サービス アクセス トークン、ユーザー名、パスワード
      • 認証資格情報をもつ Kubeconfig YAML ファイル

対応エージェント:

    • Virtual Server Agent for Kubernetes

利用可能なストレージ アレイ:

    • CSI v1.13 以降のバージョンに準拠したプラグインをもつすべてのストレージ ソリューション (ハードウェアまたはソフトウェア)。
    • すべてのサポートされる CSI プラグイン v1.0 / v1.1。
  • AWS EC2 インスタンスと EBS ボリュームの Changed Block Tracking (CBT) バックアップ - Changed Block Tracking (CBT) により、新しく発表された Amazon EBS direct API を活用して、AWS Elastic Block Storage (EBS) ボリュームのバックアップのパフォーマンスを向上させます。CBT とともに、AWS の Amazon EBS direct API は、2つの Amazon Machine Image (AMI) スナップショットを比較して、割り当てられたブロック (完全バックアップの場合) と変更されたブロック (増分バックアップの場合) を検出します。この拡張により、RPO (目標復旧時点) の向上、バックアップの高速化、バックアップ操作のコスト削減を実現できます。

主な機能:
EBS ボリューム向け Change Block Tracking (CBT) には、以下の主な機能があります。

    • 完全バックアップ用に割り当てられたすべてのブロック (ListSnapshotBlocks) を要求し、完全バックアップ時間を高速化する機能。
    • 2つの EBS スナップショット間の新規または更新されたすべてのブロック (ListChangedBlocks) を要求し、増分バックアップ時間を高速化する機能。

セットアップ要件:

    • AWS VSA の資格情報には、ebs:ListSnapshotBlocks および ebs:ListChangedBlocks のアクセス許可が必要です。
    • CBT は、11.20 以降のすべての新規 AWS VSA VM グループ (サブクライアント) で有効になっています。
    • 11.20 より前に作成された AWS VSA VM グループ (サブクライアント) では、VM グループごと (サブクライアントごと) に CBT を有効化することができます。

対応エージェント:

    • Amazon Web Services (AWS) 対応 Virtual Server Agent (VSA)
       
  • Exchange Mailbox Agent が先進認証をサポート - Microsoft は、2020年10月に基本認証を廃止します。現在、Office 365 の Exchange Mailbox Agent は、基本認証と先進認証の両方をサポートしています。

主な機能:
この機能により、Office 365 の Exchange ソリューションで、先進認証を使用して Exchange データを保護することができます。

  • vCloud Director テナントのセルフサービス バックアップとリストア - vCloud Director については、MSP によってテナント組織のハイパーバイザーを設定して、テナントが自身の環境を管理できるようになります。セルフサービス バックアップとリストアを使用して、テナントは、自身の仮想マシンと VM グループの管理と、バックアップ / リストア操作のスケジュールのすべてをCommand Center で実行できます。
    テナントが自身の環境を管理できるようにするには、MSP の管理者が vCloud Director テナント組織のハイパーバイザーを設定しなければなりません。このハイパーバイザーはテナントの vCloud Director での組織エンティティと Commvault ソフトウェアでの会社エンティティに関連付けられます。これにより、テナント ユーザーは自身の vCloud 組織に対応する仮想マシンのみを参照して管理できます。

 
最新インフラストラクチャ

  • HyperScale ダッシュボードを使用した Commvault HyperScale プラットフォームの監視 - Command Center では、HyperScale ダッシュボードに、Commvault HyperScale のデータ保護プラットフォームのステータスやパフォーマンスに関する重要な情報が表示されます。HyperScale ダッシュボードの多くのタイルは、収集されたデータの分析に使用できる、より詳細なレポートにリンクします。

主な機能:

    • 異常な動作としてフラグを付けられたジョブやエンティティの表示
    • すべてのアプリケーションについてメモリと CPU 使用量を追跡
    • ハードディスク、キャッシュ ディスク、電源、ファン、NIC などのハードウェア コンポーネントの監視
    • ストレージ プールの使用可能容量のチェック
  • セキュリティ評価レポートの表示により CommCell のセキュリティを評価 - セキュリティ評価レポートは、CommCell 環境のセキュリティ強化に役立ちます。このレポートでは、Commvault ソフトウェアで設定可能なユーザー アクセス、監査、バックアップ暗号化、その他の種類のセキュリティに関する機能について、設定を一覧表示して確認することができます。一覧表示される設定の多くには、その設定の詳細情報を含むレポートや設定方法のドキュメントへのリンクが含まれています。
    このレポートには、セキュリティ評価タイルのヘルス レポートからアクセスできます。
     
  • VMware バックアップで、vSAN ストレッチ クラスター内の VM に HotAdd の拡張されたディスパッチ方法を使用 - vSAN ストレッチ クラスターに含まれる VM では、HotAdd 転送モードを使用する VMware バックアップで新しい VM ディスパッチ方法を使用できます。VM をバックアップする際に、コーディネーター ノードは、ソース VM と同じ障害ドメインに含まれるアクセス ノード (VSA プロキシとも呼ばれる) にバックアップを割り当てようとします。このディスパッチ方法は、ソース VM と同じホストで実行される利用可能なアクセス ノードがない場合に使用されます。
    このアプローチでは、アクセス ノードがクラスター ネットワークを通してデータを送信する代わりに、ローカルでデータを読み取るようにすることができます。
    この VM ディスパッチ メソッドは、vSphere 6.5 / 6.7 上の vSAN ストレッチ クラスターで使用できます。

セットアップ要件:
1つの vSAN ストレッチ クラスターにつき1つの障害ドメイン内でアクセス ノードを展開します。

対応エージェント:

    • Virtual Server Agent
       
  • アクセス ノード (VSA プロキシ) と File Recovery Enablers for Linux を CentOS 8 / RHEL 8 マシンに展開 - Linux マシンで実行するアクセス ノード (VSA プロキシ) をサポートするすべてのハイパーバイザーについて、CentOS 8 や RHEL 8 を実行しているマシンに Virtual Server Agent をインストールできます。
    また、CentOS 8 や RHEL 8 を実行するマシンを File Recovery Enablers for Linux (FREL) として使用して、Linux 仮想マシン (インスタンス) からファイルをリカバリできます。

対応エージェント:

    • Virtual Server Agent

 
オーケストレーションと自動化

  • NetApp Open Replication を使用した、仮想マシンのディザスタ リカバリのオーケストレーション – 災害の発生時やテスト時に、NetApp Open Replication を使用して作成されたミラー コピーから VMware VM を迅速に作成して電源をオンにすることができます。アレイ レプリケーションのフェイルオーバー グループを使用して、VM をディザスタ リカバリ (DR) サイト (レプリケーション先サイトやセカンダリ サイトとも呼ばれる) にフェイルオーバーすることができます。一般的に、アレイ レプリケーションは Live Sync レプリケーションより高速でより詳細にスケーリング可能です。

主な機能:

    • ディザスタ リカバリのフェイルオーバー オペレーションのテスト
    • 計画済み、未計画、非常時のフェイルオーバー オペレーションの実行
    • フェイルオーバーの取り消し、フェイルオーバー オペレーションのテスト

対応エージェント:

    • Virtual Server Agent
       
  • レプリケーション ウィザードを使用した VMware VM のレプリケーションの構成 - VMware VM のレプリケーションを構成する時に、構成プロセスを簡素化および合理化されたレプリケーション ウィザードを使用することが可能です。レプリケーション ウィザードは、ディザスタ リカバリ (DR) のソース サイトとレプリケーション先サイトの設定プロセスのガイダンスを提供し、また、ストレージ、ネットワーク設定、データ転送、セカンダリ コピーの管理を支援します。
    レプリケーションの設定後、レプリケーション モニタを使用してレプリケーションを管理できます。
    • レプリケーションのステータスとパフォーマンスを監視し、リカバリの目標を達成していることを確認します。
    • フェイルオーバーやフェイルバックなど、DR オーケストレーション処理を管理します。
    • レプリケーション先サイトにレプリケートされた VM を検証します。

対応エージェント:

    • Virtual Server Agent for VMware
       

 
データの把握とアクティベーション

  • Entitlement Manager のファイル所有権管理オプションと詳細フィルター操作オプション - Entitlement Manager で、以下の新機能を使用できます。
    • 新規ユーザーを追加し、その新規ユーザーの権限を許可 / 拒否することができます。
    • フィルターを使用して検索し、特定の条件でのファイルとフォルダーの権限を表示することができます。条件には、所有者やユーザー、機密タグ (社会保障番号 (SSN) やその他の個人と特定できる情報 (PII) のデータなど) が含まれます。ユーザーに対してフィルターを適用すると、そのユーザーが所属するすべての Active Directory (AD) グループが結果に含まれます。
    • 特定のファイルやフォルダーのセットの所有者を別のユーザーに変更することができます。
       
  • Linux コンピューターへの Index Store パッケージのインストール - ファイル ストレージ最適化のソリューションを使用する場合、Linux への Index Server がサポートされています。
     
  • Activate ダッシュボードでのデータの確認 - Activate ダッシュボードを使用して、次の Activate アプリケーションの概要を確認します。機密データのガバナンス、リクエスト マネージャー、ファイル ストレージ
     
  • ケース マネージャーでのスタンドアロン インデックス サーバーの使用 - Command Center でケース マネージャーを設定すると、スタンドアロン インデックス サーバーを使用できます。スタンドアロン インデックス サーバーのサポートは、単一ノードのインデックス サーバー クラウドのサポートに追加されているため、どちらのタイプのインデックス サーバーもケース マネージャーで使用することができます。