用語集

Commvault製品の用語集

Commvault [読み方: コムボルト] ( 旧製品名: Simpana [読み方: シンパナ]  )

Commvaultは2015年10月に製品名を「Simpana®」から社名と同じ「Commvault®」へ変更しました。
Commvaultソフトウェアはデータセンターからノートブック/デスクトップやクラウドまで様々なストレージ デバイスに保存した企業データの保護と管理にご使用いただけます。
バックアップ/リカバリだけでなくレプリケーション・アーカイブ検索分析といったすべての機能を提供するCommvaultは、ロールベースのアクセスでセキュアな集中管理を確保しながらポリシーベースの自動化が可能です。
また標準搭載の警告/レポーティング機能によりデータ管理オペレーション全体の運用監視を行うことができます。
Commvaultはデータと情報を統合的に管理することを目的に、単一プラットフォームかつ統合コード ベースで一から設計されました。複数の製品導入による複雑さやデータのサイロ化に悩むことなく、ひとつの製品でシンプルにデータ保護と運用管理を行うことができます。

CommCell® [読み方: コムセル]

以下はCommCellの主なコンポーネントになります。

CommServe (CS)
CommServeはSQLデータベースを作成し、すべてのクライアントとの通信を行いそのCommCell環境内のバックアップ・リストア・コピー・メディア管理といったすべての操作を管理・実行します。
CommServeコンポーネントはWindowsマシンにインストールし、以下のコンポーネントが自動でインストールされます。


CommCell Console

バックアップ/リストア等の操作を実行・管理するためのGUIコンソールです。


File System

ファイルやフォルダーのバックアップ/リストアを行います。


Web ServerとWeb Console
Web ConsoleはWebベースのアプリケーションで、エンドユーザーが自分のデータを管理することを可能にします。
コンピューター上のInternet Information Services (IIS) を有効にするとWeb ServerコンポーネントをWeb Consoleコンポーネントと同時にインストールすることができます。


Workflow

一連のタスクを特定の順序にまとめ、各プロセスを自動化することを可能にします。


MediaAgent (MA)

クライアントとバックアップメディア間のデータ転送を管理します。
バックアップ メディアとはバックアップしたデータを保存しておくストレージ デバイスを意味します。
バックアップメディアを構成するWindowsまたはUNIXコンピューター上にインストールします。


Agent

Commvaultソフトウェアは保護対象に応じてさまざまなコンポーネントを提供しています。
これらのコンポーネントはエージェントと呼ばれます。
エージェントにはファイルシステムやアプリケーション、データベースを保護するiDataAgent ( iDA: Intelligent DataAgent )や仮想環境の保護を行うVirtual Server Agent( VSA )などがあります。

アーカイブ (英語: archive)

利用頻度の低いデータをプライマリ ストレージからセカンダリ ストレージへ移動することでプライマリ ストレージのデータ量を最適化し再利用を可能にします。
バックアップ対象データが減ることでバックアップ時間の短縮も図ることができます。
保持期限を設定することで、不要になったファイルは自動的に削除することができます。

Commvault OnePass™ [読み方: ワンパス]

Commvault OnePassは従来のバックアッププロセスとアーカイブ処理をひとつのオペレーションに統合した機能です。
バックアップオペレーションとしてデータは1回だけ収集され、アーカイブ条件を満たすファイルは容量の小さいスタブファイルに置き換えてアーカイブされます。
スタブファイルはアーカイブされたデータへのポインターとなるため、スタブファイルをクリックするだけでユーザーは簡単にアーカイブされたデータを呼び出すことができます。

ContentStore [読み方: コンテントストア]

ContentStoreはハードウェアに依存しないCommvaultの仮想データリポジトリで、Commvaultが管理するすべてのデータはContentStoreに保存されます。
ContentStore内のデータは重複排除・暗号化され、バックアップストレージ内へ保存することができます。
またユーザー自身でリストア可能なセルフリカバリ機能を提供しています。

データ重複排除 (英語: deduplication of data)

バックアップ時のソース側・ターゲット側、もしくはその両方にデータの重複排除を導入することができます。
ターゲット側での重複排除はバックアップ時に重複したデータブロックを見つけ排除するため、ユニークなデータのみを転送できバックアップ時のネットワークトラフィックも下げることができます。
またグローバル重複排除機能により複数のバックアップ対象で重複データを共有し削減することもできます。

IntelliSnap® [読み方: インテリスナップ]

IntelliSnapは、Commvaultソフトウェアのスナップショット管理機能です。
IntelliSnapテクノロジーを使ってCommvaultとハードウェア スナップショット機能とを連携することで、バックアップ対象ホストへ負荷をほとんど掛けることなく大規模環境でも高速なバックアップを実現します。
スナップショット データはIntelliSnapテクノロジーを使ってカタログ化されるため、バックアップを実行しなくてもスナップショット データからアプリケーションと整合性のあるファイル単位のリカバリを行うことができます。
またスナップショットから従来のバックアップを実行することで、本番環境に影響を与えずバックアップを行うことができます。IntelliSnapは様々なストレージ ベンダー(※) のスナップショットに対応しています。
※DataCore、Dell、EMC、Fujitsu、HDS、HP、IBM、NetApp、Nimble、Oracle等

レプリケーション (英語: replication)

CDR (ContinuousDataReplicator) 機能で行うレプリケーションは、複製元のコンピューターのすべてのファイルの書き込み処理をレプリケーション ログへ記録し、このレプリケーション ログを複製先のコンピューターへ転送し続けることで複製先のデータをほぼリアルタイムで複製元のデータと同一の状態に保ち、遠隔地へのレプリケーションを実現します。
このホストベースのレプリケーションにスナップショットを組み合わせてリカバリ ポイントを作成することで任意の時点へのデータ リカバリを可能にしたり、運用サーバに影響を与えることなくリカバリ ポイントから従来のバックアップを実行したりすることができます。

Auxiliary Copy [読み方: オークス コピー]

バックアップしたデータ (プライマリコピー) のセカンダリ―コピーを作成する機能です。
プライマリコピーとセカンダリ―コピーで、ディスクだけなくテープ装置やクラウドストレージなどの異なるバックアップ デバイスを選択できるため、ディザスタ リカバリや大切なデータの遠隔地保管・長期保管に有効です。

DASH Copy [読み方: ダッシュ コピー]

バックアップ データを重複排除したままセカンダリサイトにコピーする機能です。
Auxiliary Copy時にDASH Copyを有効にしておくことでユニークなブロックのみを転送することができます。
※DASH: Deduplication Accelerated by Streaming Hash

DASH Full [読み方: ダッシュ フル]

Commvaultの重複排除機能を使って、データを移動することなく合成フル バックアップを行う機能です。
最初のフルバックアップを実行したら、それに続く増分/差分バックアップを合成し最新のフル バックアップ データを生成します。データを実際に移動する従来のフルバックアップとは異なりDASH Fullはデータを移動せずインデックス情報と重複排除データベースのみを更新し合成フル バックアップを生成します。
DASH Fullは再度フル バックアップを行う時間を大きく削減します。
※DASH: Deduplication Accelerated by Streaming Hash

CommVault Edge® [読み方: コムボルト エッジ]

CommVault Edgeはエンドポイントデータ保護/アクセスソリューションです。
ノートブック/デスクトップのデータ保護に適したジョブスケジュール機能によってモバイルワーカーがバックアップを意識することなくノートブック/デスクトップのデータを透過的に保護することができます。
バックアップした自分のデータはセルフリカバリ機能によって、いつでも・どこからでもアクセスできるためIT管理者を介することなく迅速にデータをリストアすることができます。
またデータ損失防止( DLP: Data Loss Prevention )機能により定期的にファイルをスキャンし暗号化したり、ノートブックの盗難/紛失時はデータをリモート削除することもできます。

クラウド ストレージへのバックアップ – REST API対応

CommvaultはREST APIに標準対応しており、Amazon S3やAzure Storageなどさまざまなクラウドストレージに直接アクセスしバックアップ先として使用することができます。

マルチテナント機能 (英語: multi-tenant)

プライベートクラウドやパブリッククラウドにおいて、ユーザーやテナント管理者ごとにCommvaultのリソースを利用制限が可能なマルチテナント機能を使用することができます。
これによりバックアップサーバーを1台構築するだけで複数の部署や顧客に対してセキュアにサービスの提供を行うことができます。
またファイアウォール超えの構成にも対応しており、クラウド上にCommvaultを稼働しデータセンター内のデータをバックアップすることはもちろん、オンプレミス上のデータや別のデータセンターのデータバックアップも可能なため、マネージドクラウドサービスを提供することもできます。

レポートと分析機能

Commvaultは強力なレポーティング/分析ツールを標準で搭載しています。
複数のインスタンスにまたがったオペレーションや地理的に分散した環境でのオペレーションも集中管理しレポートを作成することができます。この情報を利用しストレージの利用状況を分析することで、未使用領域の再利用やアーカイブ対象の選定が行うことができます。