(運用 Tips) ネットワーク接続が切断されているクライアントのバックアップ ジョブのタイムアウト設定

今回はバックアップ ジョブのタイムアウト設定についてご紹介します。

注: 手順および画面ショットは Commvault V11 Feature Release 24 (11.24) の環境で確認、取得したものです。異なるバージョンでは手順および画面ショットに差異がある可能性があります。

バックアップ ジョブの実行時、クライアント上の Commvault のサービスが停止している、あるいはネットワークが切断されていて通信ができないような場合はバックアップ ジョブが「保留」の状態になります。Commvault V11 FR24 (11.24) ではこの状態が 7 日間継続するとジョブが中止されますが、7 日間待たずに中止させたいというご要望もあります。

この設定を行なう場合、ラップトップ クライアントに対してのみ設定したい場合は JMMaxAllowedClientOfflineTimeLaptop パラメータの設定を、ラップトップだけではなくサーバー等を含むすべてのクライアントに対して設定したい場合は JMMaxAllowedClientOfflineTimeDesktop パラメータの設定を行ないます。

今回はすべてのクライアントに対する設定を実施します。

JMMaxAllowedClientOfflineTimeDesktop パラメータの設定

1. CommCell ブラウザのルート ノード (CommServe ホストのクライアント名) を右クリックして、[プロパティ] を選択します。

2. [CommCell プロパティ] ダイアログが表示されたら、[追加設定] タブをクリックします。

3. [追加設定] タブが表示されたら、[追加] をクリックします。

4. [追加設定を追加] ダイアログが表示されたら、 JMMaxAllowedClientOfflineTimeDesktop パラメータを指定します。

5. [名前] フィールドにパラメータの名称を入力していきます。入力していくと該当する名前のパラメータが表示されるので、 JMMaxAllowedClientOfflineTimeDesktop を選択します。

6. パラメータが指定されると、[カテゴリ] および [タイプ] 等の設定とともに、デフォルトの値 (10800) が [値] フィールドに設定されます。10800 (分 = 7 日間) に設定されている値を最小値の 25 (分) に変更します。

7. [値] の内容を変更し、[コメント] にコメントを入力して [OK] をクリックします。

8. [追加設定] タブの一覧に設定したパラメータが表示されていることを確認して、[OK] をクリックします。

9. サービスの再起動を促すダイアログが表示されたら、[OK] をクリックします。

Commvault Job Manager サービスの再起動

設定したパラメータを反映させるために、CommServe ホスト上で実行されている Commvault Job Manager サービスを再起動します。サービスの再起動は Windows の [サービス] ウィンドウからも実施できますが、Commvault にはプロセス マネージャと呼ばれるサービスの制御を含めた Commvault の制御、設定変更ができるツールがありますので、今回はプロセス マネージャを使用してサービスを再起動します。

1. CommServe ホストのスタート メニューから、[Commvault] > [Commvault Process Manager] を選択します。

2. プロセス マネージャが表示されたら、[サービス] タブを選択します。

3. [サービス] タブが表示されたら、[Commvault Job Manager] サービスを右クリックして、[再起動] をクリックします。

4. [Commvault Job Manager] サービスの左側にあるアイコンが変化します。

5. 再起動が完了すると、 [Commvault Job Manager] サービスの左側にあるアイコンが元々の状態に戻ります。

設定の確認

設定を実施後、バックアップ ジョブを実行します。指定した時間 (25 分) 通信ができなかった場合に、ジョブは失敗ステータスで終了します。

参考資料